アダキさんのコンボムービーの歴史を読んで、ちょっと色々書きたくなった。

ただ、コンボだけではなく、inaで紹介しているジャンルとして、
対戦動画、攻略動画も欠かせないため、その辺も含めた内容

以下、完全主観、記憶曖昧、黒い部分多め
文章力が致命的にないため、ぐちゃぐちゃ、順番適当
基本はアダキさんのところに鉄拳関連をむりやり肉付けする感じで
96年以前はネットやっていなかったので、完全に推測


鉄拳1 1994年〜
鉄拳1は、そのシステムからコンボ呼べるほどつながる技はなく(当時の情報、技術では)
コンボムービーはマイナーどころか、ほぼ存在していなかったと言っても良いレベル
実際のところは、全キャラデスコンボが出来るものだったが、おおらかな時代
空中ヒットの補正も無し


対戦格闘ブームの最中だったため、新作の鉄拳でも攻略ビデオは存在
ビデオどころか、レーザーディスクですら出てました。
t-naoさんによると、初心者向け攻略、10連コンボ解説など
ナレーターはリキッド・スネークでお馴染み銀河万丈だったとのこと。
レーザーディスクがわからない?ググれ
幸いVHSverもあったらしい

インターネットは、まだ大学や極一部のマニアが初めていたぐらいで、Windows3.1の時代
草の根BBSなどパソコン通信時代



【電撃PS超人ビデオ】 鉄拳編


鉄拳2 1995、96年
Windows95登場から、ネット時代の幕開け、、、だったが、
当時のPC性能とネット回線では、動画なんてとんでもないレベルで、
基本は個人サイトによる文字情報が主でした。いとけんさんの掲示板の頃

当時かろうじて記憶にあるコンボ動画は、某キングサイト
やはり、容量などの問題から、1ファイル1コンボで、魅せが多め

gifアニメでコンボを載せているサイトもあったはず。
当時のネット回線ではそれでも重かったが、動画に比べれば十分軽かった。

どのサイトも、名前は完全に失念してしまい、残念な所。

当時のサイトには、魅せ重視、フェアプレイを心がけよう、ブルース自重、
ワンパン投げ自重など、いまだと逆に引かれるようなキーワードも盛りだくさん


市販ビデオはゲーメストから
「鉄拳2 GAMEST VIDEO VOL22」 96年3月
家庭用ではアポロンから
「これで勝てる!「鉄拳2」攻略ビデオ1〜3」 96年5月



kysg 鉄拳2コンボ (当時ではなく2002年以後のもの)

鉄拳3 1997年、98年
新世代鉄拳3 受け身の登場でとにかくテンポが良くなり、コンボも大盛り上がり
部位ダメージを計算したり、裏返して受け身不能追撃や、低い位置の地震コンボなど

アーケード版だと鬼キャンや風神拳ネタなど

ちなみに管理人が一番記憶に残ってるコンボ動画は、鉄拳3の吉光コンボ
日向砲始動で横移動ブレードで裏返しなど色々やっていたが、殆ど忘れてしまった。
その動画のお陰でinaが登場してしまった、、、


Yahooのブリーフケースに動画を置いている人もいたような、、、


動画解像度は240ぐらい?下記のスーパーシティなどもかなり粗め
a-choではこの頃から、積極的に大会動画を公開 現存多し

市販ビデオはゲーメストから
「鉄拳3 GAMEST VIDEO VOL37 & 38」 97年
入門編、デカキャラコンボ、対戦攻略など


tekken.net(財閥) heihachi combo

横浜スーパーシティ じゃくらぁ〜 vs ショリダー

ファミ通に投稿されたやり込み動画 ボスコ


鉄拳タッグ1 1999年、2000年
ナムコ苦肉の策から生まれたタッグトーナメント
突貫工事だったとは思えない、それなりのバランス
日本ではこの頃からアーケード暗黒の時代に入りますが、
家庭用では韓国でグランツーリスモを抜いて一番売れたゲームだとかなんとか

軽快な動きでキャラが2体ということで、コンボ動画も一気に増えた時期
山ステ、野ステ、韓ステ、Foxステップなども、動画で一気に広まった感じが


この頃から、Xreaやさくらサーバーを借りて動画ファイルを置くところが増える。
規制が緩いISPに直で置く人もいました。98年頃からはCGIをおけるISPも増えてきて、
負荷分散のため、コメントをしてからリンクが現れるタイプや、
最初から、一定数限定でDLできないものも。
THESE DAYS、極李超狼、TRC Webなど


1999年にはiモードがスタート 京セラの携帯電話(PHS)、VP-210にカメラが搭載

PS2が2000年に登場し、DVDを気軽に見られるようになったものの、
安くて手軽なDVD録画はまだ先



Zekusu 三島家コンボ

きちまっちょvs垂れ乳厳竜


鉄拳4 2001年〜2003年
鉄拳はついに壁が登場、更にアンジュレーション(段差)も登場してしまい、
解析勢を始めとする、恐ろしい段差コンボ動画が多数。
更に実戦でも普通に再現できるアリーナ周回コンボなど、動画で一気に広まった。

ただ、鉄拳4の人気がちょっとあれだったので、
韓国や一部の地域ではタッグ1をそのまま続ける人もそれなりにいた。
鉄拳5が出るまで、コンスタントにタッグ1動画も作られ続け、共存していた時代。

日本では無料HPスペースに置くのがまだ一般的 geo、tok2、freett、coolなど
海外では財閥有志などで自鯖に上げるパターンも FTP直でログイン

2001年ぐらいからP2Pを使ったファイル交換が顕著になるものの、
まともな使われ方をしたのは、PCゲームの大容量体験版ぐらいで
鉄拳動画では、海外の極一部のサイトがBittorrentで流していたぐらい
結局有用性は十分知られていたものの、2005年以降の動画共有サイトの乱立で
広まらないまま、その幕を閉じた。(いや、終わってはいないけど

市販DVDでは闘劇2004 Game Wave DVDなど


家庭用では、ネット連動のランキングなどが登場
リプレイ保存も可能になり、コンボや対戦動画を気軽に保存できるようになった

また、2003年頃から携帯電話のカメラが急激に高画質化
携帯で撮影したゲーム動画なども徐々に増えてきた


雷神青木 周回コンボ


ノブ(平八)vsアックス(ポール)


鉄拳5、5.1 2004年、2005年
鉄拳4の失敗から、タッグ1よりの鉄拳が帰ってきたこの時代

鉄拳公式サイト「TEKKEN OFFICIAL」が開設 PVなどが見れるように
初期はとにかく更新頻度が多く、新技動画なども見れました。
なお現在はry

ロケテの時から大活況で、とにかく鉄拳4のウップンを晴らすかのように、
ほぼ毎日動画がある感じでした。
また、ネットの普及もほぼ広まり、情報の共有が顕著になってきて、
バグネタや、とんでもバランスな技などがすぐ知られる自体に


闘劇ではNinが初の海外王者に
スティーブ使いが大幅に増え、プールサイドがNinステージと言われたり


修正Verとなる鉄拳5.1も2005年夏に登場
そこからわずか半年後にDRが出たので、5.1の動画はほんとうに少ないです

市販DVDでは闘劇関連、ファミ通DVDビデオ 鉄拳5 SkillEdgeなど



DeepTheater ニーナコンボ

Leedy vs Nin

MDJ vs qudans

そして、2005年2月 YouTube誕生

DR 2005、2006年
シリーズ初めての拡張Ver。
シリーズ家庭用では初の携帯機で、据置機ではPS3初期だったということもあって、
初期のコンボ動画はちょっと少なめ アーケード版はほんとうに少ない
PSP版はアーケードやPS3番とは若干違うため、限定コンボが多数あり


市販では
引き続き闘劇魂の付録DVDなど ほか
「闘劇魂MAX 鉄拳5 DARK RESURRECTION 軍総杯SPECIAL」
発売が危ぶまれたけど、予想を裏切る売上が云々


動画ではファイルバンク1強時代
海外ではすでにYouTubeを始めとしたファイル共有サイトは多数ありましたが、
日本ではとにかく、ファイルバンクに上げる人が多かったです。

JOYBOX、ゲーセン道、POPYなど


また、鉄拳界ではhamekoさんのあぷろだが登場
これはすでにアダキさんのところで取り上げられています。


動画とは関係ないのですが、この頃が個人サイトやブログの頂点で、
2007年ぐらいから急激に攻略サイトなどが減っていきました。


SD TEKKEN - Dark Resurrection Vol. 1

ジュンチャン vs ユウ

ジロー vs ミシマスター


鉄拳6、BR 2007年〜
途中で拾いやすくなるバウンドシステムが追加されたシリーズ
コンボのバリエーションが増えたものの、冗長になったのも事実


動画共有サイトの時代

初期の群雄割拠時代は、YouTube、GoogleVideo(買収以前)、Dailymotion、Veoh、Stage6
日本では、初期ニコニコ(Youtube間借り)、Ameba、全盛期のMixi動画、、、
などが鎬を削っていましたが、結局ゲーム関連はYouTube1強に
現在までの流れは知っての通り


2007年にはiPhoneが登場、2008年には3G 日本でもソフトバンクが発売し、
スマホの時代が到来 アンドロイド系も含め、スマホ撮影動画も大量に



Pier21 ジャック全消し

ノビ vs ブリブリ丸


タッグ2、アンリミ 2011年〜現在
バウンドを追加してからの初めてのタッグ
キャラも大幅に増え、タッグということでコンボの選択肢がとんでもない数に
たださえ多いのに、家庭用ではさらに増えて史上最多の59人
コンボ職人全盛期

大会や野試合、家庭用配信などはニコニコ、Twichで気軽に見られる時代

バンナム公式でも鉄拳6から世界大会動画などをアップ
コンボ製作者たちのコラボ動画も増えてきました。
最初からチームだったり、ひとつの作品にその時だけ集まって協力するタイプも



HelpMe vs AK

職人コラボ 木人コンボ


参考サイト
http://d.hatena.ne.jp/adaki/
http://www3.ic-net.or.jp/~t-nao/ttt/
http://www.arcade-gear.com/
http://www011.upp.so-net.ne.jp/kysg/
http://ja.wikipedia.org/
http://2ch.net
http://cgi.din.or.jp/~itoken/tekken.cgi
https://www.youtube.com
http://www.nicovideo.jp/

ほか、アーカイブなどから多数
https://archive.org/




以下はムービー自体の歴史には関係ないが、
作る側と見る側、先人たちを称えるネタ


90年台はどうしてもアングラ的な要素を含むため、色々自重
完全に違法な割れ物などと一緒に、どうしても容量がでかくなるゲーム動画なども
同じように、分割され、暗号化され、ROM,DOMお断りになり、
一見さんでは、まず視聴できないようなサイトも多かったです。



動画製作
2000年以前の流れ。
ゲーセンに協力してもらうor店員になる、筐体からビデオ、ビデオからPCなどなど
家庭用では、高いPCを用意して、高いキャプチャカード、高いHDDry
無事撮影出来ても、大変な動画編集 フリーの編集ソフトも殆ど無く、、、
容量削減のためとにかく圧縮 場合によっては音無しもありました。

インテルのIndeo、MSのwmvとmpeg系、mpeg4をパクったDivX3 エロは偉大なrm、XviD、H.264、、、
面倒臭がってあやしいcodecパックに手を出してウィルス感染


2014年現在 PS4で遊ぶ。そのままニコニコ動画投稿。未来。
(鉄拳新作もそうなるとは限りませんが)


動画視聴、動画保存
2000年以前。
夜22時55分にPCの前で正座します。事前にチェックしておいたアドレス準備
できるだけ標準以上PCを用意。HDDも解凍分の容量を気をつけながら
大容量ファイルの場合はレジュームツールを用意(GetRight、Reget、Iriaなど)
分割ファイルの場合は結合ツールを用意(WinRarほか)

大抵、標準のメディアプレイヤーは対応していないため、見る側もCodec用意したり、
専用プレイヤー用意したり、解凍ソフト用意したり、謎のあぷろだを探したり、etc

上記のCodecをできるだけ多く用意します。
Windows Media Playerを用意します、QuickTimeを用意します、
RealPlayerを用意します、VLCプレイヤーを用意します、GOMry


無事観覧できた↓

この動画は素晴らしい。いつ消えるかわからないので絶対に保存しないと、、
大容量のHDDを用意します。MOを用意します。CD-Rをまとめ買いします。
ギチギチに詰めるために、自分たちでも圧縮!分割!焼く!焼く!焼く!


2014年現在 PC、スマホ、タブレットでニコニコ、YouTube観覧
この動画はいいね→動画サイトで共有。未来。